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【雑談力④】「クローズドクエスチョン」・「オープンクエスチョン」とは? ~はい、いいえで答えられる質問はNG~

クローズドクエスチョン ・ オープンクエスチョンとは?

 クローズトクエスチョンとは、

質問に対する相手の答えが「はい・いいえ」の二者択一で答えられてしまう質問

をいいます。

 たとえば、

  • 自分「今日は調子いいですか?」
  • 相手「調子いいです(or 調子悪いです)」

といったように、二者択一で答えることができる質問がクローズトクエスチョンです。

 これに対し、オープンクエスチョンとは、

質問に対する答えが「はい・いいえ」の二者択一で答えられない質問

をいいます。

 たとえば、

  • 自分「今日の調子はどうですか?」
  • 相手「今日はまぁまぁ調子いいです」

といったように、二者択一で答えられない質問がオープンクエスチョンです。

はい・いいえで答えらえるクローズトクエスチョンはNG

 雑談において、はい・いいえで答えられるクローズトクエスチョンはできるだけ避けましょう。

 雑談は、会話のラリーを続けることが大切です。

 相手の答えが、はい・いいえで終わるクローズドクエスチョンをしてしまうと、話が広がりません。

 会話が広がらないことに焦って、クローズドクエスチョンを重ねてしまうと質問攻めになってしまいます。

 たとえば、

  • 自分「ケーキは好きですか?」
  • 相手「好きです」
  • 自分「いちごケーキが好きですか?チョコケーキが好きですか?」
  • 相手「いちごケーキが好きです」

といった感じで、クローズトクエスチョンは、会話が広がらず、かつ、質問攻めになり、会話のキャッチボールになりません。

 尋問のようになってしまっては雑談としては最悪です。

 なので、雑談においては、クローズトクエスチョンは避けた方が無難です。

話を広げたいならオープンクエスチョン

 雑談で「会話のキャッチボールをしたい!」「話を広げたい!」と思ったら、はい・いいえで答えられないオープンクエスチョンを使いましょう。

 オープンクエスチョンを使うことで、相手が乗ってこれそうなネタを探ることができます。

 たとえば、

「最近ハマっていることはなんですか?」

といった質問をします。

 会話をヨコ展開するイメージです。

 相手が

「筋トレにハマってます」

という回答をしたとします。

 ここで『筋トレ』が相手が乗ってこれるネタだと分かります。

 なので『筋トレ』について深掘りしていきます。

 今度は会話をタテ展開するイメージです。

 たとえば、

  • 自分「どんな筋トレをしているんですか?」
  • 相手「テレビを見ながら腹筋やスクワットをしています」
  • 自分「テレビ見ながらってところが時間を有効活用していて良いですね」

といった感じです。

 オープンクエスチョンを使うと、相手が興味を持つネタを広く探ることができます。

 相手が興味を持つネタが見えたら、会話をタテに掘り下げ、話題を深めていきます。

 これにより、相手の興味・関心がある話題で会話を展開すれば、相手を乗せることができ、会話のキャッチボールがある雑談にすることができます。

漠然すぎる質問はNG

 オープンクエスチョンでも、漠然すぎる質問は、いろいろな答え方ができすぎてしまい、相手が困り、会話が弾まなく可能性があるので注意が必要です。

 たとえば、「最近どう?」という質問です。

 質問する方は、使い勝手よくて楽ですが、質問される方は、回答範囲が広すぎて困ってしまいます。

 人は、選択肢が多すぎると脳に負荷がかかり、逆に答えが出せなくなるという性質をもっています。

(これをジャムの法則またはジャム理論といいます)

 このことを念頭におき、相手が回答に困惑しないように、的を絞った質問をするとよいです。

 たとえば、

「趣味の筋トレの調子どう?」

といった感じです。

 雑談においては、自分が聞きやすい質問ではなく、相手が答えやすい質問をする心掛けが大切です。

まとめ

 雑談において、はい・いいえで答えることができるクローズトクエスチョンは、会話がキャッチボールにならず、会話が終了しやすくなります。

 そこで、会話がキャッチボールになるように、はい・いいえで答えることができないオープンクエスチョンを使うことが有効になります。

 まずは抽象度の高い質問をして、会話をヨコ展開し、相手の関心のあるネタを探ります。

 相手の関心がありそうなネタが出てきたら、そのネタを深掘りし、会話をタテ展開していきます。

 相手に関心があるネタを話題にすることで、相手が乗ってきやすい状況を作り、会話のキャッチボールがある雑談を目指します。

 雑談の量は、人間関係の親密度に比例します。

 雑談の目的は、人間関係の構築にあるといっても過言ではありません。

 会話のキャッチボールがある良い雑談ができるように努力するメリットは大きいです。

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