不安や心配をしすぎると、結果を出せなくなる
「今やっていることがうまくいくだろうか」と心配しすぎると、実際に失敗したり、出来が悪くなります。
これは、余計な心配や不安が脳の思考領域を占領し、有益な思考や記憶を行う領域がせまくなるからです。
メモリ不足になるということです。
不安や心配が脳の思考領域を侵食した分だけ、成功から遠ざかります。
不安や心配で脳の機能が激減する
脳は、前頭葉という部位で思考や記憶を行います。
前頭葉がうまく機能しなくなると、仕事や勉強ができない人になりさがります。
どういう時に前頭葉が機能しなくなるかというと、不安・心配・恐怖などのストレスを感じたときです。
前頭葉はストレスに非常に弱い脳の部位なのです。
人前でスピーチをするときに、プレッシャーで頭がまっ白になって、思考がうまくできなくなり、さんざんなスピーチになった経験がある人は多いと思います。
この原因は、不安・心配・恐怖などのプレッシャーで前頭葉の機能が激減したためです。
不安・心配・恐怖などのストレスで、脳の思考力、記憶力が激減することは知っておく必要があります。
ネガティブすぎる人は成功しない
ネガティブすぎる人や、不安症や神経症傾向が強い人は、人生で成功することはありません。
ストレスにより、脳の機能が低下している状態が多くなるためです。
これでは結果を出すことはできません。
ネガティブすぎる人や、不安症や神経症傾向が強い人は、「慎重さがいい」などといって褒めてはいけません。
むしろ頭が回っていない無能者です。
ときに、自分の不安や心配を周囲にまき散らし、周囲の人たちに負のエネルギーを伝染させ、悪影響を与える迷惑行為をしたりします。
結果を出せる人は、ストレスにより前頭葉の機能が低下しないように、物事をポジティブに捉える努力し、ネガティブを克服できるセルフコントロール能力がある人です。
自分のネガティブ精神や、不安症や神経症傾向を克服する努力をしない人は、劣等な人生を歩むことになっても自業自得といえます。