仕事を受注したり、会社内で高い評価をもらうためには、「この人なら信用できる」「この人ならうまくやってくれる」と思ってもらえることが重要です。
社会で成功するためには、他人から信用される価値のある人間である必要があります。
それでは、信用を決定づける要素は何なのでしょうか。
信用は誠実さと能力で決まる
人から信用されるには、人格・性格・人柄・思想が優れているなど、誠実さが必須です。
しかし、誠実さだけでは足りません。
どんなに誠実な人であっても、能力がなければ、成果をあげることができず、他人の期待を裏切ることになります。
能力がないのは裏切りも同然です。
能力がないのに仕事を引き受けて、できなければ詐欺です。
適切なことをするには、能力があることが必須なのです。
つまり、信用とは、誠実さと能力で決まるのです。
能力を獲得するためには、適格な指導者の下につくことが絶対必要条件
信用とは、誠実さと能力で決まります。
誠実さは、自己啓発などにより、独力でも習得が可能です。
しかし、能力(特に専門知識を必要とする能力)は、独力で習得することが困難です。
そこで、能力を手にいれるためには、知識源となる指導者から学ぶ必要があります。
ここで重要なのが、指導者を誤れば、能力は手に入らないということです。
指導者を誤れば、その道の脱落者になることが運命づけられるといっても過言ではありません。
自分は勉強をしてこなくて頭が悪いのに、子供に「勉強しなさい!」と言うお母さんについていった子供の成績は伸びません。
そのスポーツをやったことがない部活の顧問の先生の指導を受けたチームは強くなれません。
人格や性格が優れていても、能力不足で業績をあげらない上司・先輩の下についた部下は、同じく業績をあげることができません。
能力のない指導者の下で育った人は、専門知識を習得できず、能力の高い人材になることができません。
専門知識がなく、自分が知識源になることができないため、指導者的立場につくこともできません。
以上のことから、信用を得るためには(能力を獲得するためには)、適格な指導者の下につく必要があります。
まとめ
社会で成功するためには、他人から信用されなければなりません。
信用を構成する要素は、誠実さと能力の2つです。
能力を獲得するためには、能力を有する指導者の下につく必要があります。
能力ない指導者は、あなたを脱落者への道へ案内することはあっても、成功者の道へ導くことはありません。
まずは、能力のある指導者なのか、能力のない指導者なのかを見極めましょう。
能力のある指導者であった場合は、つき従い、専門知識を獲得しましょう。
能力のない指導者であった場合は、専門知識を獲得できないことを理解し、深追いしないことが大切です。