人は、
関連性があるものに対して、心地よさを感じる
という心理傾向をもっています。
ビジネスなどで、表現物を作成する際には、関連性を意識して作成すると、相手に好印象を与えやすいということです。
笑顔反応の実験
被験者に以下の単語の組み合わせを見せます。
1 眠る 郵便 スイッチ
2 波 塩 深い
被験者の顔の筋肉の電気的刺激を測定すると、2の言葉の組み合わせを見たときに、少し笑顔になっていました。
理由は、2の言葉の組み合わせには、明らかな関連性(海を連想させる)があるためです。
このような関連性に対する笑顔反応は、3つの単語から連想されるものを答えるよう指示しなくても現れることが分かっています。
並んだ単語に関連性があって認知しやすいという印象は、それ自体が心地良いのです。
逆に、並んだ関連性がないと、認知しずらいため、不快な感情が沸き起こります。