言葉や文字は「脳の電気信号を変換したもの」である

言葉や文字は、脳の電気信号の変換物である

 人が言葉を発しようとするとき、脳内のニューロン(神経細胞)が発火し、ニューロンから別のニューロンへと、どんどん電気信号が流れていきます。

 最終的に、その電気信号が言葉に変換され、自分の外の世界に向けて発信されます。

 つまり、言葉とは、‶脳の電気信号の変換物”なのです。

 言葉に限らず、思考から生み出されるもの全て(文字、絵、図など)が、‶脳の電気信号の変換物”です。

 他人が発した言葉を聞いたり、文字を読むことは、他人の脳の電気信号が自分に伝達されたことを意味します。

 言葉を聞いたり、文字を読むことは、自分の脳の電気信号と、他人の脳の電気信号が結び付くということです。

自分とは脳であり、他人とは脳である

 「自分とは脳である」と考えることができます。

 たとえ話ですが、臓器移植で、他人の心臓・肺・腕・脚を自分に移植したとしても、自分は失われません。

 しかし、他人の脳を自分に移植したら、自分は消えると思われます。

 このことから、自分とは脳なのです。

 他人についても同じことがいえます。

 他人とは、他人の脳なのです。

 人と関わり合いをもつということは、自分の脳と他人の脳どうしが関わり合いをもつということです。

 具体的には、言葉や文字をとおして、自分の脳の電気信号と、他人の脳の電気信号が結び付き、互いに影響を与え合う関係といえます。

(余談)自然を見ると心が落ち着く理由

 話はそれますが、人は、自然の中にいると心が落ち着きます。

 理由は、自然には脳がないので、人と違い、電気信号を発信してこず、自分の脳内の電気信号が乱されずにすむからです。

 これにより、自然の中にいるときは、脳を休めることができます。

 一人でいるときにリラックスできるのも同じ理由です。

 一人でいるときは、他人の脳から発信されるうっとおしい電気信号を受け取らなくてすみます。

 だからリラックスできるのです。 

他人が発する言葉・文字・感情は、脳の電気信号である

 他人が発する言葉・文字・感情に人は影響されます。

 これは、他人の脳の電気信号が、文字・言葉・感情に変換されて、自分の脳の電気信号と結び付くためです。

 他人の脳が発する電気信号が、自分に有益な電気信号なら良いのですが、邪悪な電気信号だった場合、その邪悪な電気信号により、自分の脳が汚染されます。

 そうなると、良質な思考(ニューロンの発火)ができなくなったり、精神を病むなどし、自分の人生の悪影響となります。

 それを防ぐために、他人の脳が発する電気信号の良し悪しを見分ける必要があります。

 ダメな人の脳に対しては、「こいつの脳の電気信号はダメだな」と認定し、他人の悪質な脳の電気信号が、自分の脳の電気信号と結びついたとしても、自分の脳が汚染されないように、他人の脳の電気信号を跳ね返せる準備しておくことが大切です。

(追記)脳の電気信号でラットや人間を動かす実験

 デューク大学の実験で、2匹のラットの脳と脳に電極を挿入し、1匹のラットの脳の電気信号を、もう1匹のラットの脳が直接受けとれるようにした実験があります。

 1匹のラットは、エサがほしいときに、エサがもらえるボタンを押せるように訓練されたラットです。

 もう1匹のラットは、ボタンを押す訓練はされていません。

 2匹のラットの脳と脳を電極でつなぐことで、訓練されたラットの電気信号を訓練されていないラットが受け取り、訓練されていないラットでもエサがもらえるボタンを押すことができたという結果を出しています。

 この手の実験は、人間と人間の間でも行われています。

 ワシントン大学は、脳波測定器という装置を使い、脳から脳へ電気信号を伝達し、パソコンのキーボードを押させるという実験に成功しています。

 これらの実験から、人は(動物も)、脳の電気信号に動かされて行動していることが分かります。

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