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【ストレス解消方法】鬱・怒り・不安は、運動で脳内物質をコントロールしてなくす

ストレスの原因は、脳から分泌されるストレス物質である

 鬱や、怒り・不安などのストレスは、脳からコルチゾールやノルアドレナリンといったストレス物質が分泌されることで発生します。

 とすれば、ストレス解消には、脳に直接働きかけて、脳内物質の分泌をコントロールすることが有効となります。

 ストレスを感じたときは、物事の見方を変えるメンタルトレーニングをしたり、自分がいる環境を変えることも有効ですが、ストレスの物理的な原因は脳内物質にあるので、脳に直接働きかけるストレス解消法を合わせて行うことが有益です。

脳に直接働きかけるストレス解消方法

 脳に直接働きかけるストレス解消方法は、

  運動

です。

 とくに、ランニングなどの有酸素運動が有効とされます。

 研究により、有酸素運動をすると、

  • 抑うつ感、イライラ、集中力の低下が軽減される
  • あまり悲観的な見方をしなくなったり、世の中への関心が高まる

ことが確認されています。

 その理由は、運動をすることで、血流中のトリプトファンのレベルが上がり、それに伴い、脳内のセロトニン濃度が上がるためです。

 セロトニンとは、気分・不安・衝動・自尊心を安定させるために必要な脳内物質です。

 セロトニンは、脳の警察官と呼ばれ、脳の活動や反応の暴走を抑制する働きをします。

 そのため、セロトニンが不足すると、気分・不安・衝動・自尊心が不安定になり、精神の不調を来します。

 トリプトファンとは、セロトニンを作るための材料になる物質です。

 血流中のトリプトファンレベルが上がると、セロトニンを作りやすくなります。

 また、運動には、セロトニンのほか、ドーパミン(やる気・集中力を高める快楽物質)などの脳内物質の働きを整える効果があります。

 つまり、運動するとで、脳に力を行使して、脳内物質の分泌に直接影響を与えることができます。

 運動により、意図的にセロトニンの分泌を促すことができ、鬱や、怒り・不安などのストレスを軽減していけるということです。

 皆さんも、適度な運動をした後に、高揚感、充実感、集中力やヤル気の高まりを感じた経験があると思います。

 これは、運動により、セロトニン、ドーパミンなどの脳内物質の分泌が増えたためです。

私がやっている運動

 私の場合は、仕事と家庭が忙しく、運動専用の時間をとることができません。

 そのため、その場ですぐにできる運動をやっています。

 その運動は、「立ち筋トレ」です。

 「立ち筋トレ」は、空いた少しの時間を使って、その場で素早くできるので、実行性があります。

 私がやっている「立ち筋トレ」(ユウトレ)のYouTubeチャンネルのリンクを貼っておきます。

 ユウトレ【超効率自宅トレ】