刑法(横領罪)

横領罪(1)~(65)の記事まとめ一覧

横領罪(1)~(65)の記事まとめ一覧

横領罪(1) ~「横領罪とは?(横領罪の主体・客体)」「『不動産』『代替物』も横領罪の客体になる」「『電気』『情報』は横領罪の客体にならない」を判例で解説~

横領罪(2) ~「横領罪における占有とは?」「横領罪の成立を認めるには『委託信任関係』を要する」を判例で解説~

横領罪(3) ~「横領罪における委託信任関係の具体例(法律上の義務として発生する委託信任関係を含む)(事務管理・慣習・条理信義則に基づく委託信任関係を含む)」を判例で解説~

横領罪(4) ~「委託信任関係は事実上のものであれば足り、法律上のものである必要はない」「委託信任関係に基づかないものを横領しても、横領罪は成立しない」「委託信任関係があると誤信しても横領罪は成立しない」を判例で解説~

横領罪(5) ~「横領罪における動産の占有の認定に関する具体的事例」を判例で解説~

横領罪(6) ~「犯人が管理する預金口座の金銭は犯人の占有が認められ、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(7) ~「預かり保管する容器等の全体については受託者、内容物については寄託者に占有があり、内容物の領得は窃盗罪、全体の領得は横領罪になる」を判例で解説~

横領罪(8) ~「横領罪における不動産の占有」「登記簿上の名義人が不動産の占有者になる」「不動産の占有を否定した事例」を判例で解説~

横領罪(9) ~「不動産の登記名義人でなくても、不動産の占有者と認定され、横領罪が成立する事例」「横領罪ではなく、背任罪が認定された事例」を判例で解説~

横領罪(10) ~「不動産登記が有効でない場合は、有効でない登記の登記名義人は不動産の占有者にならない」「未登記の不動産については、事実上その不動産を支配・管理する者に占有が認められる」を判例で解説~

横領罪(11) ~「上下主従の関係があるときの下位又は従たる地位にある者には、物の占有は認められず、横領罪ではなく、窃盗罪が成立する」「占有補助者であっても物の占有が認められ、横領罪が認定される場合がある」を判例で解説~

横領罪(12) ~「共同占有物を領得した場合は、横領罪ではなく、窃盗罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(13) ~「横領罪のおける『他人の物』とは?」「共有物も『他人のもの』となる」を判例で解説~

横領罪(14) ~「売主による売買の目的物の横領」「目的物が『自己が占有する他人の物』になる時期」「物売買における所有権の移転時期」「売買契約の目的物の横領に関する判例」を解説~

横領罪(15) ~「譲渡担保の目的物を『債務者』が領得すれば横領罪となる」「担保の目的物を『債権者』が領得した場合は、背任罪の成立が認められる」を判例で解説~

横領罪(16) ~「寄託された金銭について、寄託の趣旨と異なる用途に費消した場合は、横領罪が成立する」「使途が特定された金銭を費消したとしても、確実に補填できるような場合には、横領罪は成立しない」を判例で解説~

横領罪(17) ~「集金者や債権の取立てを委任された者が、取り立てた金銭を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(18) ~「委託販売によって取得した代金を領得した場合、横領罪が成立する(背任罪の成立を認めた判例もあり)」を解説~

横領罪(19) ~「他人のために、その他人が提供した担保で借り入れた金銭を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(20) ~「還付を受けた仮差押え・仮処分の保証金を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(21) ~「①寄付金・共同募金、②債権譲渡人が譲渡通知前に債務の弁済として受領した金銭、③出張費、④郵便物の不足料金を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(22) ~「①委託された有価証券、②手形割引を依頼された者が受領した金銭を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(23) ~「①会社において職員が保管する資料、②受託者によって加エされた受託物を領得した場合、横領罪が成立する」を判例で解説~

横領罪(24) ~「①地中の一時的埋蔵物、②海中の投棄物に対する横領罪の成否」を判例で解説~

横領罪(25) ~「①不法原因給付物、②委託された盗品に対しても横領罪は成立する」を判例で解説~

横領罪(26) ~「公務所より保管を命ぜられた自己の物(刑法252条2項)に対する横領罪」を判例で解説~

横領罪(27) ~横領罪における不法領得の意思①「定義」「窃盗罪における不法領得の意思の定義との違い」を判例で解説~

横領罪(28) ~横領罪における不法領得の意思②「保管物を毀棄・隠匿する目的である場合における横領罪の成否」を判例で解説~

横領罪(29) ~横領罪における不法領得の意思③「一時使用の目的でも横領罪は成立する」を判例で解説~

横領罪(30) ~横領罪における不法領得の意思④「横領行為で発生する損害に対する弁償・補填の意思があっても、横領罪は成立する」「金銭については、確実に補填できるような場合には、横領罪が成立しないことがある」を判例で解説~

横領罪(31) ~横領罪における不法領得の意思⑤「穴埋め横領」を判例で解説~

横領罪(32) ~横領罪における不法領得の意思⑥「債権を相殺することにより、横領罪の成立が否定される」「相殺の対象となる債権は、同種の債権である必要がある」を判例で解説~

横領罪(33) ~横領罪における不法領得の意思⑦「不法領得の意思は、犯人自身のほか、第三者に領得させる意思であってもよい」を判例で解説~

横領罪(34) ~横領罪における不法領得の意思⑧「委託物の処分が委託者本人のためになされたものであるときは、不法領得の意思が認められず、横領罪は成立しない」を判例で解説~

横領罪(35) ~横領罪における実行行為①「横領罪が成立するためには、不法領得の意思を実現する行為が必要である」「横領行為が私法上の法律行為であるときは、その法律行為が未完成であっても横領罪は成立する」を判例で解説~

横領罪(36) ~横領罪における実行行為②「不作為による横領行為が認められる場合がある」「横領行為は、他人の所有権に対して、法律上又は事実上の侵害を与えるものである必要がある」を判例で解説~

横領罪(37) ~横領罪における実行行為③「共犯者との間で処分行為が行われた場合にも両者共謀による横領罪が成立し得る」「共犯者との間での処分行為について、片方の共犯者を横領罪ではなく盗品譲受け等罪で処罰する場合がある」を判例で解説~

横領罪(38) ~横領罪における実行行為④「2項横領の実行行為」を判例で解説~

横領罪(39) ~「横領罪の既遂時期(不法領得の意思を外部に発現する行為あった時に既遂に達する)」「横領罪が既遂に達した以上、その後に行われた行為は横領罪の成否に影響しない」を判例で解説~

横領罪(40) ~横領行為の類型①「横領行為としての『売却』」「仮装売買による横領罪の成否」「売却の意思表示をした時に横領罪は成立する」「不動産の売却に関する横領罪の成立時期」を判例で解説~

横領罪(41) ~横領行為の類型②「二重売買(二重譲渡)による横領罪」「不動産の二重売買における買主の共犯性」を判例で解説~

横領罪(42) ~横領行為の類型③「贈与・交換による横領罪」を判例で解説~

横領罪(43) ~横領行為の類型④「担保供用による横領罪」「質権・抵当権・譲渡担保権の設定による横領」を判例で解説~

横領罪(44) ~横領行為の類型⑤「債務の弁済への充当による横領罪」「貸与による横領罪」を判例で解説~

横領罪(45) ~横領行為の類型⑥「会社財産の支出による横領罪」を判例で解説~

横領罪(46) ~横領行為の類型⑦「交付による横領罪」を判例で解説~

横領罪(47) ~横領行為の類型⑧「委託金の預金、預金の引出し・振替による横領罪」を判例で解説~

横領罪(48) ~横領行為の類型⑨「小切手の振出し・換金による横領罪」を判例で解説~

横領罪(49) ~横領行為の類型⑩「消費による横領罪」「拐帯による横領罪」を判例で解説~

横領罪(50) ~横領行為の類型⑪「抑留による横領罪」「虚偽の事実を述べることで抑留行為となり、横領罪が成立する」「不作為による抑留」を判例で解説~

横領罪(51) ~横領行為の類型⑫「着服による横領罪」「搬出・帯出による横領罪」を判例で解説~

横領罪(52) ~横領行為の類型⑬「隠匿・毀棄による横領罪」「共有物の占有者による独占による横領罪」を判例で解説~

横領罪(53) ~「横領額の特定の考え方」「代替物、共有物、担保物、小切手、権利などの横領額」を判例で解説~

横領罪(54) ~「委託物の処分が、権利行使の範囲内であれば、横領罪にならない」「可罰的違法性がないとして、横領罪の成立が否定された事例」を判例で解説~

横領罪(55) ~「横領罪にける共犯」「委託物の非占有者が横領罪に加担した場合は、非占有者も横領罪に問われる」「業務上横領罪の犯行に加担した非業務の占有者は、業務上横領罪の共犯で犯罪事実が認定されるが、横領罪の刑罰が科される」を判例で解説~

横領罪(56) ~「横領罪の罪数の判断基準」を判例で解説~

横領罪(57) ~「連続して行われた横領行為が包括一罪とされた事例」「連続して行われた横領行為が包括一罪ではなく併合罪とされた事例」を判例で解説~

横領罪(58) ~「横領罪における不可罰的事後行為」「検察官は、事前行為を立件せず、事後行為のみを立件して処罰することができる」「不可罰的事後行為とならないケース」を判例で解説~

横領罪(59) ~他罪との関係①「横領罪と業務上横領罪、占有離脱物横領罪、封印破棄罪との関係」を判例で解説~

横領罪(60) ~他罪との関係②「横領罪と文書偽造罪との関係」を判例で解説~

横領罪(61) ~他罪との関係③「横領罪と詐欺罪との関係」「横領後の処分行為は、詐欺罪を構成しない(不可罰的事後行為)」「詐欺罪と横領罪の成否が問題となった事例」を判例で解説~

横領罪(62) ~他罪との関係④「横領罪と窃盗罪、恐喝罪との関係」を判例で解説~

横領罪(63) ~他罪との関係⑤「横領罪と背任罪との関係」「横領罪と背任罪のどちらが成立するかの判断基準」を判例で解説~

横領罪(64) ~他罪との関係⑥「横領罪と盗品等に関する罪、商品先物取引法違反、労働基準法違反との関係」を判例で解説~

横領罪(65) ~「横領被害者が親族の場合、告訴を要する(親族間の犯罪に関する特例)」「横領罪において告訴不可分の原則の考え方が取り入れられた事例」を判例で解説~